ナイチンゲールのすごさ
こんばんは!!
s-Liveの宮岡です。
みなさんは、ナイチンゲールという人物をご存知でしょうか?
白衣の天使、クリミアの天使などとも呼ばれ、やさしそうな人物像を想像している方が多いですが、彼女はとてもタフな人物でした。
彼女はクリミア戦争という戦争に従軍していた際、
責任者にシーツを大至急用意するように要求しました。
軍は規律を重んじますから、許可というものを重要視します。
そしてその許可を出す機会というのも、決まった会議でしか出すことが出来ず、
そもそも100%許可が下りるものでもありません。
上司はその場に在庫があるものの、許可を出さずに、彼女に対して、
在庫を保管している箱は、正式な会議で許可が下りなければ開けられないと説明しました。
その言葉に激怒したナイチンゲールは、拳で箱を破壊し、
「許可なんか下りなくてもあくじゃないですか!!」
といってシーツを根こそぎ持っていったそうです。
すさまじいエピソードですね。
彼女は医療に対して、2つの大きな変革をもたらしました。
彼女は貴族階級の出身であり、そんな苦労をしなくても悠々自適に生活できるはずの階級でした。
しかし、彼女はその地位を自分のためではなく、世の中のために振るいました。
よくよく考えてみれば、坂本竜馬も、ゲバラも、世の中をかえるために奔走した人物というのは、意外と豊かな生活を送れるはずだった人物が多いです。
そして彼らに共通するのは、自分の人生、命を何のために使うのか。
これを真剣に考え、文字通り、命をかけて駆け抜けていきました。
私たちも、自分のためではなく、世の中のために何が出来るか。
自分の命をどう使うのか。
考えてみることは、非常に重要なのかもしれません。